新型コロナウイルス問題でのびのびになっていた「新規プロジェクト」がいよいよ始動しました。
1974年4月に開校した《青森県立黒石商業高等学校》が、新設黒石高等学校に統合、一部の学科は弘前実業高等学校に統合し、2022年3月幕を閉じるという話を聞いておりました。
黒石商業高校が開校した年は、私の生まれた年でもあり、「何か形に残るものを・・・」との思いを強くしていました。
昨今、少子化の影響で黒石市では小学校や中学校の統合が進み、「母校が無くなるのはさみしいもんだよ」と話をよく耳にします。
最近卒業した方もそうですが、何十年も前に卒業された方も思いを同じにされているようです。
私はお菓子を作ることぐらいしかできないので、黒石商業高校があったんだという証になるようなお菓子を作ろうと思ったわけです。
そこで、せっかく作るのであれば、コンセプトやデザインなど黒石商業高校の生徒さんと一緒にお菓子の発売を目標に商品開発を行うことになりました。
そのためには、シャロン甘洋堂の企業理念「おいしいお菓子で みんなを笑顔に」を共有し、そして10年先もお客様に愛される商品を目指すことにしました。
我々の企業理念は、安全安心でおいしいと思ってもらえるお菓子で お客様はもちろんですが、地域の人や製造や販売に携わる働く仲間、支援いただいている方・・・当社に携わる皆さんを笑顔にしていくという意味なんです。
共同で開発するにあたり、シャロン甘洋堂の理念と黒石商業高校の生徒さんの思いを10年先まで愛されるようなお菓子に仕上げていこうというわけです。
まだまだどんなお菓子になるかはわかりませんが・・・ワクワクします。
ご期待ください！！
2020年5月16日付け津軽新報
2020年5月20日付け東奥日報
2020年5月25日付け陸奥新報
に掲載されました。